子供の顎が小さい原因とトレーニング方法|横浜市港南区の歯科が解説|上永谷駅から徒歩2分の歯医者|上永谷デンタルクリニック

〒233-0013神奈川県横浜市港南区丸山台1丁目14-6 3階
045-752-9274
WEB予約 公式LINE友だち追加
ヘッダー画像

歯科コラム

子供の顎が小さい原因とトレーニング方法|横浜市港南区の歯科が解説|上永谷駅から徒歩2分の歯医者|上永谷デンタルクリニック

子供の顎が小さい原因とトレーニング方法|横浜市港南区の歯科が解説

Pocket

 

「歯医者さんに顎が小さいですね、と言われたけれど、何かできることはある?」と気になっている親御さんは多いのではないでしょうか。実は、顎の発育は5歳〜11歳ごろにかけて大きく進むとされており、この時期の食事・習慣・トレーニングが歯並びに影響する可能性があります。永久歯が生えそろってから対処しようとすると、選択肢が変わる場合があります。この記事では、子供の顎が小さくなりやすい原因、家庭でできるトレーニング、そして歯科受診のタイミングまでを具体的にお伝えします。

  • ✅ 子供の顎が小さくなる主な原因と仕組み
  • ✅ 5歳〜11歳から始められる顎のトレーニング・日常習慣
  • ✅ 小児矯正を検討すべきサインと受診のタイミング

📋 この記事の目次

子供の顎が小さい・歯並びが心配…親御さんが感じる悩みとは

「食べるのが遅い」「前歯がガタガタしてきた」「口がいつも開いている」——お子さんのこんな様子が気になったことはありませんか?これらは、顎の発育が歯の大きさに追いつかないときに起こりやすいサインとして知られています。

歯並びや顎の問題は、見た目だけでなく、噛む機能・発音・睡眠にも関わる可能性があります。特に口呼吸が続いている場合は、顎まわりの筋肉が十分に使われず、顎の横幅の成長に影響が出ることがあるとされています(※1)。

「小さいうちは様子を見ていれば大丈夫」と思いがちですが、歯科の専門家の間では、顎の成長が活発な時期にアプローチすることが望ましいという考え方が広まっています。親御さんが早めに気づき、正しい情報をもとに動けるかどうかが、お子さんの歯並びの将来に関わります。

よくある誤解として、「顎が小さいのは遺伝だから仕方ない」という考えがあります。確かに骨格の遺伝的要素はありますが、生活習慣や筋機能の影響も大きいことが明らかになっており、適切なアプローチで改善の可能性があるとされています(※2)。遺伝だけで決まるわけではないことを、まず知っておいていただきたいと思います。

子供の顎が小さくなる主な原因と発育の仕組み

顎の大きさは生まれつき固定されているわけではなく、成長期の生活習慣や筋肉の使い方によって変化する可能性があります。まずは原因となりやすい要因を整理してみましょう。

Point 01 噛む機会の減少
やわらかい食事が続くと顎への刺激が不足する

顎の骨は、噛む刺激(咬合力)を受けることで成長が促される性質があります。現代の食生活では加工食品ややわらかい食事が増えており、子供が十分に噛む機会が少なくなっています。噛む回数が減ると顎の筋肉や骨への刺激が弱まり、顎の発育に影響する可能性があると考えられています(※1)。

Point 02 口呼吸・舌の位置
口の筋肉・舌の機能が顎の形を左右する

本来、舌は安静時に上顎の裏側(口蓋)に軽く触れているのが正常な位置です。しかし口呼吸が続くと舌が低い位置に落ちてしまい、上顎への内側からの圧力が弱まります。この状態が続くと、上顎が横方向に広がりにくくなる可能性があります。口呼吸の原因としては習慣のほか、鼻づまりやアレルギー性鼻炎などが関係することもあるため、気になる場合は耳鼻科にも相談することをおすすめします(※2)。

Point 03 指しゃぶり・頬杖などの口腔習癖
繰り返す癖が顎や歯並びに影響する

長期にわたる指しゃぶり・おしゃぶりの使用・頬杖・爪噛みなどの習慣(口腔習癖)は、顎や歯に外側からの異常な力をかけ続けることになります。日本小児歯科学会は、3歳以降も続く指しゃぶりは歯列・顎の発育に影響する可能性があると注意を促しています(※3)。習癖が気になる場合は早めに歯科医師にご相談ください。

5歳〜11歳から始められる顎のトレーニング・日常習慣

顎の発育をサポートするために、家庭で日常的に取り組めるトレーニングや習慣があります。特に5歳〜11歳は顎の骨が成長する大切な時期であり、この時期のアプローチが有効と考えられています(※2)。以下にステップ形式でご紹介します。

ステップ1:正しい舌の位置を意識する「舌トレーニング」

舌の正しい安静位(スポットポジション)を覚えさせることが、顎の発育サポートの基本とされています。上顎の前歯の付け根より少し奥のふくらみ(スポット)に舌先を軽く当てて、舌全体を上顎に沿わせるイメージです。

練習方法としては、「あ・い・う・べ体操」が家庭で取り組みやすいトレーニングの一つです。「あ」で大きく口を開ける→「い」で横に引く→「う」で前につき出す→「べ」で舌を下に大きく出す、という動作を1セット4回として、1日30セットを目安に続けるとされています(個人差があります)。楽しみながら親子で取り組むと続けやすいでしょう。

ステップ2:しっかり噛む食習慣をつくる

顎の成長には噛む刺激が関係しています。日々の食事で意識したいポイントをご紹介します。

ひと口30回を目安に噛む習慣を意識することが有効とされています。子供がひと口で飲み込んでしまう場合は、一緒に数を数えながら食べるのも一つの方法です。また、ごぼう・れんこん・するめ・りんごなど、噛みごたえのある食材を意識的に取り入れることで、顎の筋肉への刺激を日常的に与えることができます。

なお、硬いものを食べさせれば良いというわけではなく、お子さんの年齢・歯の生え変わり状況に合った食材を選ぶことが大切です。判断が難しい場合は歯科医師にご相談ください。

ステップ3:口を閉じる習慣・鼻呼吸を促す工夫

口呼吸になりやすい子供には、鼻呼吸を意識させることが大切とされています。ただし、鼻づまりやアレルギー性鼻炎が背景にある場合は、まず耳鼻科での診察を受けることを優先してください。鼻の通りが悪い状態で鼻呼吸を強制しても負担がかかるだけです。

鼻の通りが問題ない場合は、口唇を閉じる力(口輪筋)を鍛えるトレーニングが有効とされています。ボタンを糸に通して口唇の内側に入れ、糸を引っ張るのに対して口唇で抵抗する「リップトレーニング」は、口輪筋を鍛えるシンプルな方法として歯科・小児科領域で紹介されています(※4)。

ステップ4:姿勢・睡眠の質を整える

意外と見落とされがちですが、姿勢と睡眠も顎の発育に関連している可能性があります。前かがみの姿勢や、いつも同じ向きで横向き寝をする習慣は、顎や顔面の発育に偏りをもたらす要因になる場合があるとされています(※5)。

また、成長ホルモンは睡眠中(特に深い眠り)に多く分泌されることが知られており、顎を含む骨格の成長にも関与すると考えられています。お子さんが毎日十分な睡眠時間を確保できているか、睡眠環境を見直してみることも大切なポイントです。就寝時に口が開いている場合は、口呼吸が睡眠の質にも影響している可能性があるため、歯科医師へのご相談をおすすめします。

⚠️ 注意事項

ここで紹介したトレーニングはあくまで日常習慣の改善を目的としたものです。すでに歯並びの乱れや強い口呼吸・顎のずれなどがみられる場合は、家庭でのトレーニングだけで対応しようとせず、歯科医師の診断のもとで適切な治療と組み合わせることが望ましいとされています。お子さんの状態には個人差があるため、まず専門家にご相談ください。

お気軽に初診カウンセリング(無料)をご利用ください

 

小児矯正を検討すべきサインと受診のタイミング

家庭でのトレーニングと並行して、歯科医師による評価・治療が必要なケースがあります。以下のようなサインが見られる場合は、早めに歯科専門医へ相談されることをおすすめします。

こんなサインが見られたら歯科へ相談を

  • 前歯が重なってガタガタしている
  • 上の前歯が大きく前に出ている(出っ歯)
  • 下の歯が上の歯より前に出ている(受け口)
  • 上下の前歯が咬み合わない(開咬)
  • 口をいつも開けている・いびきをかく
  • 食事に時間がかかる、よくこぼす
  • 発音が気になる(さ行・た行などが不明瞭)

小児矯正の相談・治療開始時期の目安(5歳〜11歳)

小児矯正(1期治療)は、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期(おおむね5歳〜11歳ごろ)に行う矯正治療です。この時期は顎の骨がまだ柔らかく成長段階にあるため、顎の幅を広げたり、噛み合わせの方向を整えたりするアプローチが取りやすいとされています(※2)。

なお、治療の開始時期はお子さんの歯の生え方・顎の状態・お口の筋機能の状況によって異なります。「うちの子はまだ早い?」「もう遅い?」と迷う場合も、まず5歳〜11歳の間に一度ご相談いただくことで、最適な時期を歯科医師と一緒に判断しやすくなります。当院では、筋機能療法は基本的に院長またはスタッフが対応しており、小児歯科専門医(非常勤)も在籍しておりますので、安心してご相談ください。

筋機能療法(MFT)とは?顎の根本原因にアプローチする方法

近年の小児矯正では、装置で歯を動かすだけでなく、筋機能療法(MFT:Myofunctional Therapy)を組み合わせるアプローチが注目されています。MFTとは、舌・口唇・頬などの口まわりの筋肉のバランスを整えるトレーニングのことで、歯並びが乱れる根本的な要因(口呼吸・舌の位置異常など)を改善することを目的としています(※6)。

装置で歯を動かしながら筋肉の機能も整えることで、治療後の後戻りが起こりにくくなる可能性があるとされており、専門的な指導のもとで取り組むことが望ましいとされています(個人差があります)。当院では、筋機能療法は基本的に院長またはスタッフが対応しており、小児歯科専門医(非常勤)も在籍しておりますので、お子さんの状況に合わせた視点から安心してご相談いただけます。

上永谷デンタルクリニックの小児矯正・お子さまへの取り組み

横浜市港南区・上永谷エリアで子供の顎の発育や歯並びが気になる親御さんへ向けて、当院の取り組みをご紹介します。

  • ✦ 筋機能療法は院長またはスタッフが対応・小児歯科専門医(非常勤)も在籍:筋機能療法は基本的に院長またはスタッフが対応しており、小児歯科専門医(非常勤)も在籍しておりますので、5歳〜11歳のお子さんの状態に合わせた専門的な視点からの評価・対応を安心してご相談いただけます。
  • ✦ 口腔内スキャナ・歯科用CTによる精密検査:お子さんの顎の骨格・歯の状態を精度高く把握し、一人ひとりに合ったプランを立案します。
  • ✦ 半個室・カウンセリングルーム完備:お子さんが安心して治療を受けられるよう、プライバシーに配慮した環境を整えています。バリアフリー設計でベビーカーのままご来院いただけます。
  • ✦ 土日診療・WEB予約24時間対応:平日のお仕事や学校行事でなかなか来院できないご家庭にも対応しています。
  • ✦ 小児矯正料金(マウスピース型装置・ワイヤー装置):400,000円〜(税込):費用の詳細やお支払い方法はカウンセリング時にご説明します。クレジットカード払いにも対応しています。
👨‍⚕️ 院長 平野 信実 よりひとこと

「お子さんの顎や歯並びが心配」という親御さんのお気持ちは、とてもよくわかります。早い段階でご相談いただくことで、成長の力を活かした治療の選択肢が広がります。当院では、お子さんがリラックスして通えるよう、スタッフ全員で雰囲気づくりにも気を配っています。まずは気軽に相談にいらしてください。神奈川県横浜市港南区の地域の皆さまのお口の健康を、長くサポートできればと思っています。

よくあるご質問(FAQ)

Q. 子供の顎が小さいかどうか、親が見分けることはできますか?
A. 完全に自己判断することは難しいですが、前歯のガタガタ・口がいつも開いている・食事に時間がかかるといったサインが目安になることがあります。ただし、顎の大きさや骨格の状態はレントゲンや口腔内スキャナを用いた検査で初めて正確にわかります。気になる場合は5歳〜11歳のうちに一度歯科医師に診ていただくことをおすすめします。
Q. 顎のトレーニングだけで歯並びは改善しますか?
A. 日常習慣の改善やトレーニングは、顎の発育を支える上で意義があると考えられています。ただし、すでに歯並びの乱れや骨格的なズレが生じている場合は、トレーニングのみで改善を期待するのは難しい場合があります。トレーニングと矯正治療を組み合わせることで、より良い結果につながりやすいとされています(個人差があります)。まずは専門医にご相談ください。
Q. 小児矯正の費用はどのくらいかかりますか?また保険は使えますか?
A. 当院の小児矯正(ワイヤー矯正・マウスピース型装置矯正)は400,000円〜(税込)となっています。歯並びの矯正治療は原則として保険適用外の自由診療ですが、一部の重度の骨格的な問題については保険適用になる場合があります(日本矯正歯科学会が定める要件あり)。詳しくはカウンセリング時にご説明しますので、お気軽にお問い合わせください。
Q. 口呼吸を鼻呼吸に変えるにはどうすればよいですか?
A. まず鼻づまりやアレルギー性鼻炎がないか確認することが大切です。鼻に問題がある場合は耳鼻科への受診を優先してください。鼻の通りが確保できていれば、口唇の筋肉(口輪筋)を鍛えるトレーニングや、舌の正しい位置を意識する練習が有効とされています。歯科では筋機能療法(MFT)として専門的な指導を行うこともできます。気になる場合はお気軽にご相談ください。
Q. 筋機能療法(MFT)は誰が担当しますか?
A. 当院では、筋機能療法は基本的に院長またはスタッフが担当しています。また、小児歯科専門医(非常勤)も在籍しており、必要に応じた専門的な視点からのサポートも行っています。まずお口の機能状態を評価し、舌の位置・口周りの筋肉の使い方・呼吸習慣などを確認したうえで、お子さんに合ったトレーニング内容をご提案しています。
Q. 指しゃぶりはいつ頃までにやめさせればよいですか?
A. 日本小児歯科学会は、3歳以降も指しゃぶりが続く場合は歯列・顎の発育に影響する可能性があるとしています(※3)。乳幼児期のうちは様子を見ることも多いですが、就学前を一つの目安としてやめる方向に向かえると望ましいとされています。強制的にやめさせると別のストレス行動につながる場合もあるため、歯科医師に相談しながら段階的に取り組むことをおすすめします。

📝 この記事のまとめ

  • ✅ 子供の顎の発育には、噛む習慣・舌の機能・鼻呼吸が深く関わっている
  • ✅ 舌トレーニング・よく噛む食習慣・姿勢・睡眠の改善は家庭でできる取り組みとして有効とされている
  • ✅ 5歳〜11歳は顎の成長を活かしたアプローチができる時期とされている
  • ✅ 筋機能療法(MFT)と矯正治療の組み合わせは後戻りしにくい結果につながりやすいとされている(個人差あり)
  • ✅ 気になるサインがあれば、まず歯科医師に相談することが望ましい
  • ✅ 当院では筋機能療法を院長またはスタッフが担当し、小児歯科専門医(非常勤)も在籍。5歳〜11歳のお子さんのご相談を承っています

お子さんの顎・歯並びが気になったら、まずご相談ください

筋機能療法は院長またはスタッフが対応しており、小児歯科専門医(非常勤)も在籍しています。お子さんの状態に合ったアドバイスをご提案できますので、まずはお気軽にどうぞ。初診カウンセリングは無料です。神奈川県横浜市港南区・地下鉄ブルーライン上永谷駅3番出口より徒歩2分。土日も診療しています。

お気軽に初診カウンセリング(無料)をご利用ください

参考文献

※1 厚生労働省「平成28年歯科疾患実態調査」および日本歯科医師会「歯の健康情報」、咀嚼と顎骨発育に関する記述

※2 Proffit WR, Fields HW, Sarver DM. Contemporary Orthodontics. 6th ed. Mosby; 2018.(顎の成長・矯正治療時期に関する標準的教科書)

※3 日本小児歯科学会「指しゃぶりについての考え方(2012年改訂版)」

※4 松本勝(監修)「口腔筋機能療法(MFT)の基礎と臨床」医歯薬出版; 2016.

※5 Cuccia A, Caradonna C. The relationship between the stomatognathic system and body posture. Clinics (Sao Paulo). 2009;64(1):61-66.

※6 Haskell JA, et al. Effects of myofunctional therapy on orthodontic relapse. Am J Orthod Dentofacial Orthop. 参考:口腔筋機能療法と矯正後の安定性に関する複数の文献による総合的知見

 

院長からのごあいさつ

院長写真

平野 信実(院長)

皆さま、初めまして。クリニック院長の平野と申します。
この度、地域の皆さまの健康に少しでもお役に立てればという想いから、開院いたしました。

「お子さんの顎や歯並びが心配」という親御さんのお気持ちはよくわかります。早い段階でご相談いただくことで、成長の力を活かした治療の選択肢が広がります。当院では、お子さんがリラックスして通えるよう、スタッフ全員で雰囲気づくりにも気を配っています。まずは気軽に相談にいらしてください。

歯医者と言うと「何をされているか分からない」「不安」という印象もあると思います。当院では安心して治療を受けていただけるよう「分かりやすい説明」「一人ひとりの声に耳を傾ける」「なるべく痛みの出ない治療」を心がけております。また治療が終わった後も大切だと考えておりますので、定期健診やメインテナンスなどでも関わらせていただき、なるべく健康な状態を維持できるよう努めてまいります。

何かあれば気軽にご相談ください。

資格・所属学会:2012年4月、神奈川の大手法人の歯科医院で勤務、分院長など歴任。日本口腔インプラント学会会員、京都インプラント研究会会員、JSOI専修医

※ 治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。