【ワイヤー矯正は痛い?いつまで続く?】装置調整後の痛みのピークと対処法、受診の目安|上永谷駅から徒歩2分の歯医者|上永谷デンタルクリニック

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歯科コラム

【ワイヤー矯正は痛い?いつまで続く?】装置調整後の痛みのピークと対処法、受診の目安|上永谷駅から徒歩2分の歯医者|上永谷デンタルクリニック

【ワイヤー矯正は痛い?いつまで続く?】装置調整後の痛みのピークと対処法、受診の目安

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ワイヤー矯正を始めたいけれど、「痛みがどれくらい続くのか」「どう対処すればいいのか」と不安を感じていませんか?

矯正治療中の痛みは避けられないこともありますが、ピークの時期や対処法を知らずに始めると、日常生活に支障をきたす恐れがあります。

この記事では、ワイヤー矯正の痛みがいつまで続くのか、装置装着後や調整後の痛みのピーク時期を詳しく解説します。痛みを和らげる具体的な対処法や受診が必要なサインまで、矯正治療の不安を解消する情報をお届けします。

ワイヤー矯正とは?基本的な仕組みと治療の流れ

ワイヤー矯正は、歯並びや噛み合わせの問題を改善するために、歯に一定の力をかけて少しずつ動かしていく治療法です。

歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる小さな金属またはセラミック製の装置を取りつけ、そのブラケット同士をワイヤーでつなぎます。ワイヤーには常に一定の力がかかっており、その力がブラケットを通じて歯に伝わることで、歯が徐々に所定の位置へ移動していきます。

矯正治療の進行に合わせて、定期的に歯科医院でワイヤーやブラケットの調整を行い、歯にかける力の方向や強さをコントロールします。

治療期間と保定期間について

ワイヤー矯正の治療期間は、歯並びの状態や治療計画によって異なりますが、一般的には1年半から2年程度が目安です。

装置を外したあとも、歯は元の位置に戻ろうとする性質があるため、「リテーナー」と呼ばれる保定装置を一定期間使用して、整えた歯並びを安定させる必要があります。このように、ワイヤー矯正は長期間にわたって歯に力をかけ続ける治療であるため、その過程で一時的な痛みや違和感を感じることがあります。

ワイヤー矯正中に痛みを感じるタイミングと原因

ワイヤー矯正の痛みは、常に続くわけではありません。

多くは「装置をつけた直後」や「調整したあと」など、特定のタイミングで一時的に強くなります。ここでは、痛みが出やすい場面とその原因を整理して説明します。

ブラケットやワイヤーをつけるときの痛み

ワイヤー矯正を始めるときには、歯の表面にブラケットを接着し、そこにワイヤーを通して固定します。初めて矯正装置を装着した直後は、歯や歯茎に圧迫感や違和感が出やすく、軽い痛みを伴うこともあります。

装着後しばらくして(数時間後)、圧迫感や噛んだときの痛みが出ることがあります。

痛みは装着後数時間〜当日中に出始め、24時間前後にピークとなることが多いです。その後は徐々に落ち着き、5〜7日ほどで軽快していきます(個人差あり)。

矯正装置の調整や交換をするときの痛み

矯正治療中は、1か月前後の間隔で定期的に通院し、ワイヤーやブラケットの調整・交換を行います。このときも、新たに力がかかるため、歯や歯茎に痛みを感じやすくなります。

調整直後から数時間のうちに痛みが出始め、2~3日ほどは噛んだときなどに痛みが強くなることがあります。多くの場合、1週間以内には痛みが落ち着き、違和感程度に変わっていきます。

歯が動いているときの痛み

歯は顎の骨の中に埋まっており、矯正装置からの力が加わると、歯の周囲にある歯根膜や骨に変化が起こります。歯が押されている側では骨が一時的に溶け、反対側では新しい骨が作られます。

この「骨の吸収と再生」が進む過程で炎症が起こり、鈍い痛みや違和感が生じることがあります。

矯正装置が粘膜や舌に触れるときの痛み

ブラケットやワイヤーの端が口の中の粘膜や舌に当たると、擦れて痛みを感じることがあります。特に装置を装着した直後や調整後は、慣れるまで違和感が強く出やすいです。

食べ物を噛むときの痛み

矯正治療中、硬い食べ物を噛んだときに痛みを感じることもあります。特にナッツ類やせんべいなどの硬い食品を噛んだ際に、痛みが強く出る方が多いです。

歯磨きするときの痛み

矯正装置を調整した直後、歯磨きをするときに痛みを感じるケースもあります。痛みを感じるときは、やわらかめの歯ブラシを使い、力を入れずに優しくブラッシングするといいでしょう。

ワイヤー矯正中の痛みはいつまで続く?期間の目安

ワイヤー矯正の装置を取り付けてから3時間から6時間後に歯や歯ぐきに痛みが出始め、2日目から3日目にかけて強くなるケースが多いです。

その後、少しずつ痛みは和らぎ、1週間程度で落ちつきます。2〜3日でかなり楽になる人も多いです。装置の調整後にも痛みが生じることがありますが、こちらも1週間ほどで落ちつくでしょう。

ただし、歯並びが複雑に乱れている方や痛みの感受性が高い方は、痛みが長引く場合もあります。痛みが1週間以上続いたり、痛みが強くなったりした場合は、歯科医院で装置の状態を確認してもらうと安心です。

出典医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科「ワイヤー矯正の痛みはいつまで?ピークの時期や5つの対処法を徹底解説」(2026年)より作成

ワイヤー矯正中に痛みを感じたときの対処法

ワイヤー矯正中の痛みには、いくつかの効果的な対処法があります。

ここでは、痛みを和らげるための具体的な方法をご紹介します。

歯科医院でワイヤーを調整してもらう

痛みが強い場合や長引く場合は、歯科医院に相談してみましょう。相談することで、適切な対処法を考案してもらえる可能性があります。

歯科医院でしか行えない対処法の例としては、ワイヤー調整があります。ワイヤーの締め具合を緩めてもらえば、歯が動く際の痛みが弱まることが期待できるでしょう。ただしワイヤーが緩くなれば、その分歯の動くスピードは遅くなる可能性があります。

鎮痛剤を使用する

痛みが激しい場合、鎮痛剤を飲むことも効果的に働く可能性があります。ただし鎮痛剤を使用する際は、歯科医師に相談することを強くおすすめします。

痛み止めは有効ですが、薬の種類や服用回数によっては歯の移動に影響する可能性が指摘されることもあります。自己判断での連用は避け、処方・服用は担当医の指示に従いましょう。

硬い食べ物をさけてやわらかい食事にする

食べ物を噛むことで痛みが生じる場合は、硬い食べ物を避けるようにしましょう。

避けるべき主な食べ物の例としては、せんべい、硬い果物(りんごなど)、するめいか、フランスパン、きゅうりなどの硬い野菜、ステーキなどが挙げられます。対して、おかゆ、豆腐料理、柔らかいうどん、卵料理、柔らかいパン、柔らかいひき肉系の料理、柔らかい果物(バナナなど)は、柔らかく歯に負担を与えにくいのでおすすめです。

矯正用ワックスで粘膜を保護する

ワックスとは、装置が口のなかを傷つけて痛みを生じさせているときに塗る保護材のことです。ワイヤー装置が口のなかに当たって痛いと感じている場合は、ワックスを使用することで痛みを軽減できる可能性があります。

ワックスは歯列矯正を開始した際に歯科医師からもらえるケースがほとんどです。もしももらえなかったりワックスがなくなったりした場合は、歯科医院で購入可能です。

患部を冷やして痛みを和らげる

痛みが生じている部分を冷やすことで炎症が抑えられ、痛みが引く可能性があります。当対処法が効果的に働きやすいのは、歯が動くことによる痛みを感じている場合です。

患部を冷やす際は、頬を冷たいもので冷やすよりも、直接口のなかを冷やしたほうが効果的に働きやすくなります。冷たい水で軽く口をすすぐ、冷たい飲み物を少量ずつ取るなどで楽になることがあります。冷やしすぎは逆にしみることもあるため、短時間・無理のない範囲で行いましょう。

ワイヤー矯正中の痛みが続くときは?受診を検討すべきサイン

ワイヤー矯正中の痛みは、通常1週間程度で落ち着きますが、場合によっては受診が必要なケースもあります。

受診を検討すべき痛みのサイン

以下のような症状が現れた場合は、早めに歯科医院に相談することをおすすめします。

  • 痛みが1週間以上続いている
  • 痛みが徐々に強くなっている
  • 装置が外れたり、ワイヤーが飛び出したりしている
  • 歯茎が腫れたり、出血が続いたりしている
  • 口内炎が治らない、または悪化している
  • 鎮痛剤を飲んでも痛みが治まらない

これらのサインは、装置の不具合や口内のトラブルを示している可能性があります。放置すると治療期間が長引いたり、口内環境が悪化したりする恐れがあるため、早めの対応が大切です。

不安や疑問は早めに相談を

矯正治療は長期間にわたるため、不安や疑問を抱えたまま過ごすのは精神的にも負担になります。「これくらいで相談してもいいのかな」と躊躇せず、気になることがあれば早めに歯科医院に相談しましょう。

当院では、患者さま一人ひとりの声に耳を傾け、なるべく痛みの出ない治療を心がけております。また治療が終わった後も大切だと考えておりますので、定期健診やメインテナンスなどでも関わらせていただき、なるべく健康な状態を維持できるよう努めてまいります。

まとめ|ワイヤー矯正の痛みと上手に付き合う

ワイヤー矯正中の痛みは、装置装着後や調整後の特定のタイミングで一時的に強くなりますが、多くの場合1週間程度で落ち着きます。

痛みのピークは装着後36時間前後とされており、その後は徐々に和らいでいきます。痛みを感じたときは、鎮痛剤の使用、やわらかい食事への切り替え、矯正用ワックスでの保護、患部を冷やすなどの対処法が有効です。

ただし、痛みが1週間以上続く場合や、痛みが徐々に強くなる場合、装置の不具合がある場合は、早めに歯科医院に相談することが大切です。不安や疑問を抱えたまま過ごさず、気になることがあれば遠慮なくご相談ください。

上永谷デンタルクリニックでは、マイクロスコープや口腔内スキャナーを用いた精密治療を行い、患者さまに寄り添った矯正治療を提供しております。地下鉄ブルーライン上永谷駅から徒歩2分、土日診療にも対応しており、通いやすい環境を整えています。

矯正治療に関するご相談や無料初診カウンセリングをご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

詳細はこちら:上永谷デンタルクリニック

お問い合わせ:045-752-9274

参考文献・引用元

Krishnan V, Davidovitch Z.
Cellular, molecular, and tissue-level reactions to orthodontic force.
American Journal of Orthodontics and Dentofacial Orthopedics.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17346592/

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Ngan P, Kess B, Wilson S.
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日本矯正歯科学会
矯正歯科治療の基礎知識・患者向け情報
https://www.jos.gr.jp/

Proffit WR, Fields HW, Larson B, Sarver DM.
Contemporary Orthodontics, 6th ed. Elsevier.
(矯正歯科学の国際的標準教科書)

 

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上永谷デンタルクリニック院長 平野信実

経歴

2012年4月

神奈川の大手法人の歯科医院で勤務、分院長など歴任

資格・所属学会

  • 日本口腔インプラント学会会員
  • 京都インプラント研究会会員
  • JSOI専修医