子供の歯並びが悪くなる原因とは?横浜市港南区の歯科医師が解説|上永谷駅から徒歩2分の歯医者|上永谷デンタルクリニック

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歯科コラム

子供の歯並びが悪くなる原因とは?横浜市港南区の歯科医師が解説|上永谷駅から徒歩2分の歯医者|上永谷デンタルクリニック

子供の歯並びが悪くなる原因とは?横浜市港南区の歯科医師が解説

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「歯並びが悪いのは遺伝だから仕方ない」「乳歯のうちは様子を見ていれば大丈夫」――お子さんの歯並びが気になりながらも、そう思って過ごしているご家庭は少なくありません。しかし、子供の歯並びが悪くなる原因の多くは、日常の生活習慣や口まわりの筋肉の発達と深く関係しているといわれています。

遺伝的な要素が関わるケースもありますが、口呼吸・舌の位置・食べ方・姿勢といった後天的な要因が歯並びに影響を与える可能性があることが、複数の研究で示されています。つまり、早めに原因に気づいて対処することが、将来の歯並びに好影響をもたらす可能性があります(個人差があります)。

この記事では、子供の歯並びが悪くなる主な原因を一つひとつわかりやすく解説し、ご家庭でできるケアの方向性や、歯科への相談タイミングの目安についてご紹介します。

  • ✅ 子供の歯並びが悪くなる主な原因(遺伝・生活習慣・口腔機能)
  • ✅ 口呼吸・舌癖・指しゃぶりが歯並びに与える影響
  • ✅ 小児矯正の相談時期(5歳〜11歳)の目安とご家庭でできること
📋 この記事の目次

「うちの子、歯並びが悪い…」親御さんが感じる不安とよくある誤解

「前歯がガタガタしている」「歯が重なって生えてきた」「受け口になっているかも」――お子さんの口元が気になっても、「まだ乳歯だから」「もう少し様子を見よう」と判断に迷う親御さんはとても多くいらっしゃいます。

じつは、歯並びに関する”よくある誤解”がいくつかあります。代表的なものをご紹介します。

誤解①「歯並びが悪いのは遺伝だから仕方ない」

遺伝的な骨格・歯の大きさの影響は確かに存在しますが、それだけで歯並びが決まるわけではありません。口まわりの筋肉の使い方や日常の生活習慣が、顎の発育や歯の生え方に大きく関わることが報告されています。後天的な要因にアプローチすることで、歯並びの改善が期待できるケースは少なくありません(個人差があります)。

誤解②「乳歯が抜けて永久歯に生え変われば整う」

乳歯の並び方・顎の成長の方向性は、永久歯の生え方に影響を与えます。乳歯の時期に顎が十分に発達していないと、永久歯が生えるためのスペースが不足する可能性があります。生え変わりを待つだけでなく、顎の成長が活発な時期に適切なアプローチを検討することが大切です。

誤解③「矯正は中学生になってから考えればいい」

顎の骨の成長が終わってしまうと、骨格へのアプローチが難しくなります。骨格的なバランスを整える観点からは、成長期(特に5歳〜11歳ごろ)が相談・開始の目安となることが多いです。

子供の歯並びが悪くなる主な原因を徹底解説

子供の歯並びが乱れる背景には、複数の要因が絡み合っている場合が多くあります。以下に代表的な原因を整理しました。

Point 01 口呼吸
口で呼吸する習慣が顎や歯列に影響する可能性

鼻づまりや口腔周囲の筋肉の発達不足など、さまざまな要因から口呼吸になることがあります。口を開けたまま呼吸すると、舌が正しい位置(上顎にぴったり沿った位置)に置かれにくくなります。舌の力が上顎にかからないと、上顎の横幅が広がりにくくなり、歯が並ぶスペースが不足する可能性があるとされています。また口呼吸は口腔乾燥につながりやすく、虫歯や歯周病のリスクにも影響する場合があります。鼻づまりが続く場合は耳鼻科への相談も一つの選択肢です。

Point 02 舌の位置・舌癖
舌が歯を押す力は歯の位置に影響することがある

舌は安静時、上顎(口蓋)にそっと接しているのが理想的な位置とされています。しかし舌が低い位置にあったり、飲み込むときに前歯の裏を押す動作(舌突出癖)があると、継続的な力が歯列に加わり、出っ歯や開咬(前歯が咬み合わない状態)につながる可能性があります。こうした口腔周囲の筋肉の使い方のアンバランスにアプローチする訓練法が「筋機能療法(MFT)」です。

Point 03 指しゃぶり・おしゃぶり・頬杖
継続的な外力が歯列・顎の形態に影響する

指しゃぶりは2〜3歳ごろまでは自然な行動とされていますが、4歳以降も続くと前歯が前方に傾いたり、開咬が生じたりする可能性があるとされています。おしゃぶりの長期使用も同様の影響が指摘されています。また、頬杖をつく習慣は顎に偏った力がかかるため、顎の発育の左右差や歯列のゆがみにつながる可能性があります。日常の姿勢・習慣を見直すことが、歯並びの予防につながります。

 

 

食事・離乳食・顎の発育と歯並びの関係

歯並びに影響する要因は、口まわりの癖だけではありません。食べ方・食事の内容・離乳食の進め方も、顎の成長と歯並びに深く関わっている可能性があります。

やわらかい食事ばかりでは顎が育ちにくいことがある

近年、食事の軟食化が顎の発育に影響している可能性が指摘されています。よく噛まなくても飲み込めるやわらかい食品ばかりを食べていると、咀嚼に必要な筋肉や顎の骨が十分に使われず、顎の横幅が発達しにくくなる場合があるとされています。顎が小さいと、生えてくる歯が並ぶスペースが不足し、叢生(ガタガタの歯並び)が生じやすくなる可能性があります。

離乳食の進め方と口腔機能の発達

赤ちゃんが離乳食を食べる際の口の動かし方も、口腔機能の発達に影響します。スプーンを口に入れすぎず、唇でしっかり食べ物を取り込む練習をさせることや、食材の形状・硬さを月齢に合わせて段階的に変えていくことが、口まわりの筋肉の発達を助けるとされています。授乳姿勢についても、顔が正面を向いた自然な姿勢を保つことが望ましいとされています。

乳歯の虫歯が歯並びに影響することも

乳歯は「どうせ抜けるから」と軽く見られがちですが、乳歯が虫歯で早期に失われると、隣の歯が倒れ込んで永久歯の生えるスペースが失われる可能性があります。乳歯の虫歯を予防・適切に治療することも、将来の歯並びを守ることにつながります。

⚠ 注意

「やわらかい食事をやめれば歯並びが治る」「授乳姿勢を直せば矯正は不要」ということではありません。食習慣や口腔機能は歯並びに関与する要因のひとつであり、原因は複合的に絡み合っています。歯並びが気になる場合は歯科医師にご相談ください。

小児矯正の相談時期と治療のポイント

「いつから矯正を始めればいいの?」は、多くの親御さんが気になるポイントです。小児矯正の相談開始の目安は5歳〜11歳ごろとされており、顎の骨がまだ成長している時期に治療を進めることで、骨格的なバランスを整えやすい可能性があります(個人差があります)。

なぜ成長期(5歳〜11歳)が相談の目安とされるのか

子供の顎の骨は成長とともに変化します。この成長の力を利用することで、歯が並ぶスペースを作りやすかったり、顎の前後・左右のバランスを誘導しやすかったりするとされています。成長が終わってから行う矯正治療(成人矯正)では骨格的な変化が難しいケースもあるため、気になるサインがあれば早めに専門家へ相談することをお勧めします。なお、治療の開始時期は歯の生え方・顎の発育状況によって個人差があります。

小児矯正の方法:ワイヤー矯正と筋機能療法

当院の小児矯正では、ワイヤー装置を使った矯正治療を基本としており、必要に応じて口腔周囲筋のバランスを整える筋機能療法(MFT)を組み合わせてご提案しています。それぞれの特徴を簡単に整理します。

なお、当院では小児向けのマウスピース型矯正装置(マイオブレイス・インビザライン等)による矯正治療は行っておりません。筋機能療法で使用するマウスピース型装置は、歯を直接動かす矯正装置とは目的・用途が異なる別のものです。

🦷 ワイヤー矯正(小児)

  • 歯に固定するため装着時間の管理が不要
  • 細かな歯の位置調整に対応しやすい
  • 歯みがきに少し工夫が必要
  • 成長段階に合わせた治療計画が立てやすい

😊 筋機能療法(MFT)で使うマウスピース型装置

  • 歯を直接動かすための矯正装置ではありません
  • 舌・唇・頬の筋肉の使い方を整える目的で使用
  • 指しゃぶり・口呼吸などの習癖改善をサポート
  • ※当院では小児マウスピース型矯正装置は行っておりません

筋機能療法(MFT)とは

筋機能療法(MFT:Myofunctional Therapy)とは、口まわりの筋肉のバランスを整えることで、歯並びや顎の発育を正常な方向へ誘導することを目的としたアプローチです。歯並びの表面だけを整えるのではなく、歯並びが乱れた根本的な原因にアプローチする考え方として注目されています。口呼吸・舌の位置・飲み込み方・口唇の閉じ方などを改善するトレーニングを行うことが一般的です。

筋機能療法は、矯正装置と組み合わせて行うことで、治療後の後戻りを抑えることが期待できるとされています(個人差があります)。

お気軽に初診カウンセリング(無料)をご利用ください

 

ご家庭でできる歯並びへの配慮:日常習慣の見直しポイント

歯並びの問題は歯科医院だけで解決するものではなく、日常の家庭での習慣が大切な土台になります。専門的な治療とあわせて、ご家庭でも意識できるポイントをご紹介します。

口を閉じて鼻呼吸する習慣づくり

テレビを見ているときや読書中など、何気ない時間にお子さんの口が開いていないか確認してみてください。口が開いている状態が続く場合、鼻づまりや口腔周囲の筋力低下が関係している可能性があります。鼻づまりが続く場合は耳鼻科への受診も検討されることをお勧めします。口をしっかり閉じる意識づけには、唇を使って音を出す遊び(吹く・笛を鳴らすなど)が参考になることがあります。

よく噛む食事と食べ方の工夫

やわらかいものばかりでなく、根菜・繊維質の野菜・噛み応えのあるおかずを取り入れることが、顎の発育の一助になるとされています。また、食事のときに「よく噛もうね」と声をかけ、一口あたりの噛む回数を意識させる習慣が参考になります。食事中の姿勢(背筋を伸ばして座る)も顎への力のかかり方に関わります。

指しゃぶり・頬杖への対応

指しゃぶりは無理に止めさせようとすると精神的なストレスになることもあります。4歳以降も続いているようであれば、歯科医師に相談しながら対処法を考えることをお勧めします。頬杖は本人が無意識にしていることが多いため、気づいたときに穏やかに伝えることが大切です。

上永谷デンタルクリニックの小児歯科・小児矯正への取り組み

上永谷デンタルクリニックは、横浜市港南区・上永谷駅より徒歩2分の立地で、地域の皆さまに寄り添った歯科医療をご提供しています。お子さんの歯並びのご相談に際しては、以下のような体制を整えています。

  • 🦷 小児歯科専門医(非常勤)在籍:筋機能療法に対応した専門医が、お子さん一人ひとりの口腔機能の発達状況にあわせたアドバイスを行います。
  • 🔬 精密機器による丁寧な診査:歯科用CT・マイクロスコープ・口腔内スキャナを活用し、詳細な診査・診断をもとに治療方針をご提案します。
  • 🏥 バリアフリー設計・半個室ユニット完備:ベビーカーでも来院しやすい院内設計で、プライバシーに配慮した半個室ユニットで診療を行っています。
  • 📅 土日診療・WEB予約24時間対応:平日の通院が難しいご家庭にも対応できるよう、土曜・日曜も診療を行っています。初診カウンセリングは無料です。
  • 🧼 感染対策の徹底:器具は患者さまごとに滅菌パッキング。口腔外バキュームを使用し、お子さんにも安心な衛生環境を整えています。

👨‍⚕️ 院長 平野 信実(ひらの のぶみ)より

「お子さんの歯並びが気になったとき、『もう少し様子を見よう』と迷われる親御さんはとても多くいらっしゃいます。でも、成長の力を活かした治療ができる時期は限られています。早めにご相談いただくことで、お子さんにとって負担の少ない方法をご提案できる可能性が高まります。難しいことを考えずに、まず気軽にカウンセリングにいらしてください。スタッフ一同、お子さんが『また来たい』と思える雰囲気づくりに努めています。地域の皆さまの健康に、少しでもお役に立てればと思っています。」

よくある質問(FAQ)

Q 子供の歯並びが悪いのは遺伝が原因ですか?
A 遺伝的な要素(顎の大きさや歯の大きさ)が歯並びに関わることはありますが、それだけで決まるわけではありません。口呼吸・舌の位置・指しゃぶり・食べ方といった後天的な生活習慣も、歯並びに影響する要因として挙げられています。遺伝的な素因があっても、口腔機能のバランスを整えるアプローチによって改善が期待できるケースがあります(個人差があります)。まずはご相談ください。
Q 小児矯正はいつ相談すればよいですか?
A 小児矯正の相談時期の目安は5歳〜11歳ごろです。顎の骨の成長が活発なこの時期に相談することで、成長を利用したアプローチが取りやすくなる場合があります。ただし、治療の開始時期はお子さんの歯の生え方・顎の発育状況によって異なります(個人差があります)。「まだ早いかも」と思っていても、一度ご相談いただくことをお勧めします。当院では初診カウンセリングを無料で承っています。なお、小児歯科専門医が非常勤で在籍していますので、専門的な観点からのアドバイスも可能です。
Q 口呼吸は歯並びに影響しますか?どう対処すればよいですか?
A 口呼吸は舌の位置に影響し、上顎の発育や歯列に関わる可能性があるとされています。口呼吸の原因は、鼻づまり(アレルギー性鼻炎・アデノイド肥大など)や口腔周囲の筋力不足など複数考えられます。鼻の問題が原因の場合は耳鼻科へのご相談が有効なこともあります。口腔機能の面からのアプローチについては、歯科で筋機能療法(MFT)の相談ができる場合があります。まずは原因を把握するために専門家にご相談されることをお勧めします。

📝 この記事のまとめ

  • ✅ 子供の歯並びが悪くなる原因は、遺伝だけでなく口呼吸・舌癖・食習慣・指しゃぶりなど後天的な要因も関わっている
  • ✅ 乳歯のうちから顎の発育と口腔機能の発達を意識することが、将来の歯並びに影響する可能性がある
  • ✅ 小児矯正の相談は5歳〜11歳が目安。成長期を活かしたアプローチが取りやすい時期とされている
  • ✅ 筋機能療法(MFT)は歯並びが乱れる根本原因にアプローチする訓練法として注目されている
  • ✅ ご家庭での習慣(鼻呼吸・よく噛む・姿勢)と専門家への早めの相談を組み合わせることが大切

お子さんの歯並び、気になったときがご相談のタイミングです

横浜市港南区・上永谷駅より徒歩2分。土日診療・WEB予約24時間対応。初診カウンセリングは無料です。小児歯科専門医が非常勤で在籍しておりますので、安心してご相談ください。

お気軽に初診カウンセリング(無料)をご利用ください

参考文献

1. Yamaguchi H, et al. “Relationship between oral function and jaw development in children.” Journal of Oral Science. 2019.

2. Grippaudo C, et al. “Association between oral habits, mouth breathing and malocclusion.” Acta Otorhinolaryngologica Italica. 2016;36(5):386-394.

3. Kawashima S, et al. “Effects of myofunctional therapy on tongue pressure and occlusal force in children.” Journal of Prosthodontic Research. 2020.

4. Warren JJ, et al. “Effects of oral habits’ duration on dental characteristics in the primary dentition.” Journal of the American Dental Association. 2001;132(12):1685-1693.

5. 日本矯正歯科学会「小児矯正歯科治療に関するガイドライン」2020年.

6. 日本小児歯科学会「小児の口腔機能発達に関する考え方」2021年.

7. 厚生労働省「歯科疾患実態調査」2022年.

監修医師プロフィール

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平野 信実(院長)

皆さま、初めまして。クリニック院長の平野と申します。
この度地域の皆さまの健康に少しでもお役に立てればという想いから、開院いたしました。

歯医者と言うと「何をされているか分からない」「不安」という印象もあると思います。
当院では安心して治療を受けていただけるよう「分かりやすい説明」「一人ひとりの声に耳を傾ける」「なるべく痛みの出ない治療」を心がけております。また治療が終わった後も大切だと考えておりますので、定期健診やメインテナンスなどでも関わらせていただき、なるべく健康な状態を維持できるよう努めてまいります。

何かあれば気軽にご相談ください。

資格・所属学会:経歴、2012年4月、神奈川の大手法人の歯科医院で勤務、分院長など歴任、資格・所属学会、日本口腔インプラント学会会員、京都インプラント研究会会員、JSOI専修医

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。